私は20代前半からモノを減らし始め、一人暮らしをしてから本格的にミニマリストを目指すようになりました。
一人暮らしの家は、訪れる友人達が驚くほど少数精鋭のモノだけで過ごしており、この暮らしに私はとても満足していました。
ただ、アラサーになった今、結婚や出産を経て一人暮らしのときとは状況がかなり異なります。
私個人の洋服やバッグなどに関しては少数精鋭のモノだけで過ごせていますが、夫はミニマリストではありませんし、娘もいるのでやはりそれなりにモノは増えます。家族と仲違いするつもりはないので、無理にモノを減らすことはしない、ゆるいミニマリストを目指しています。
そんな今、夫とたまに言い合いになるのが娘のおもちゃを買う買わないの話です笑
今回はおもちゃの数が少ないとどのようなメリットがあるのか紹介しようと思います。
この記事がおすすめなのは
・ミニマリストのおもちゃの管理方法を知りたい人
・おもちゃが少ないことにどんなメリットがあるか知りたい人
子どものおもちゃが少ないのはかわいそう?
今のところ、我が家では誕生日とクリスマスに限りおもちゃを買い、おもちゃ箱に入る範囲で量は調整するという話で落ち着いています。完全には入りきっていなくても、おもちゃ箱からこぼれなければ良しとしています。
ちなみに我が家のおもちゃ箱は無印良品さんのジュートマイバッグA3サイズです。
以前はプラスチック製のランドリーバスケットをおもちゃ箱にしていたのですが、プラスチックが割れてしまいました。プラスチックは割れると破片が鋭くて危ない&フローリングに傷がつく可能性を考えて軽くて丈夫なジュートバッグを取り入れることにしました。
↓ぬいぐるみを避けるとこんな感じ。謎の紙箱や透明ケースもおもちゃ扱いのようです。
娘が生まれたばかりの頃、夫が私に相談することなくおもちゃを買ってくることが何度かありました。家には出産祝いでいただいたおもちゃも複数ある状態でしたので、おもちゃを買わないでほしいという話をしました。すると、子どものいる友人の家にはたくさんのおもちゃがあるから、おもちゃが少ないのはかわいそうだという返答。
この返答に私はモヤモヤしてしまいました。
教育方針の話になってくるので、それぞれのご家庭に正解があると思いますが、おもちゃがたくさんあるのが良くて、少ないのはかわいそうという考え方に疑問があります。
私は娘が本当に気に入ったおもちゃで遊んで、卒業時期が来たら新しいおもちゃを買うとともに古いおもちゃを手放すことで、モノを大切にすることを学んでほしいです。
また、0歳、1歳のうちは子ども自身がこれ欲しいと自己主張するわけではないので、親の好みでおもちゃを選ぶことになり、子どもが本当に気に入るおもちゃを選ぶのは難しいと思っています。
他のモノと同様におもちゃも使ってこそ価値があると思っているので、おもちゃが少ないのはかわいそうなことではないと考えています。
家にあるものをおもちゃ代わりにして工夫して遊ぶようになる
我が家にも積み木やピアノのおもちゃ、ぬいぐるみなどいくつかのおもちゃがあり、2歳になった娘は楽しそうに遊んでいます。
ただ、今もですが、特に0歳、1歳の頃はおもちゃよりもビニール袋やティッシュの空き箱、保湿剤の空き容器などのほうに興味を示していました。親が日常的に触っているものの仕組みが気になるようで、振って音を鳴らしてみたり、下から覗いてみたり、舐めて食感を確かめてみたり笑
子どもは市販のおもちゃ以外にも、生活の中にあるもので工夫しながら楽しく遊ぶのだなと親の私も学ぶ機会になりました。
おもちゃが少ないので子ども自身で管理できるようになる
冒頭でもお伝えした通り、我が家ではジュートマイバッグに収まるだけのおもちゃを持つようにしています。
2歳になった娘は食事の前になると遊んだおもちゃをバッグの中に戻すようになりました。
おもちゃの数が多くないので、娘はすべてのおもちゃを把握しています。そして、おもちゃは遊びが終わったら自分で片付ける習慣がついています。
もし、おもちゃの片付け場所が複数あったり、おもちゃが多すぎると子どもは片付けられるでしょうか。大人でも、モノで溢れてしまうとどこから手をつけたらよいのか分からなくなり、面倒で放置したくなりませんか?
少数精鋭のおもちゃを持つことは、モノは使ったら元の場所に戻すということを学ぶ良い機会だと考えています。
まとめ
少ないおもちゃで過ごすメリットは
・すでに生活の中にあるもので考えて遊ぶ力がつく
・子ども自身でおもちゃの管理ができ、モノは使ったら片付ける習慣づくりになる
この2点が大きいと思います。
また娘が成長して、これが欲しいと自己主張するようになれば変わってくるのかもしれませんが、0〜2歳のうちは少ないおもちゃで過ごすことにも大きいメリットがあると感じてもらえたら嬉しいです。
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