部屋の湿気やカビに悩まされていませんか。
実は私、日当たりが悪い家にも関わらず換気をおろそかにした結果、木製の家具をカビだらけにした経験があります…2年前の3月のことです。
家具を買い替え、服にもカビを見つけて全部洗濯し直す羽目になり、0歳児育児に追われている中で出費と用事を増やしてしまいました。
この失敗からカビ対策を見直し、昨年はカビに悩まされることがありませんでした。
過去の私、カビは梅雨時期に生えるからその直前に対策をすれば良いんでしょと思っていました。なので3月にカビが大発生したことに驚いたのですが、カビを防ぐには季節関係なく普段からの対策が重要だと学びました!
今回は家にカビが生えてしまう原因についてと我が家で実際に行って効果が出たカビ対策を紹介します。
この記事がおすすめな方
・日当たりの悪い部屋でもできるカビ・湿気対策を知りたい人
・子育てに追われていても簡単にできるカビ対策を知りたい人
・良い除湿剤を探している人
カビが生える原因とは
エステーさんのHPによると、カビは温度、湿度、栄養の3条件が揃うと発生するようです。そして、温度に関しては人間とカビが好む温度帯が被っているので、カビが好む高い湿度を避ける、皮脂やホコリなどカビの栄養源を減らすことが重要だと分かります。
https://products.st-c.co.jp/plus/season/10939/
このことから我が家が3月にカビだらけになった原因は
・秋冬になると窓を閉めて暖房をつけたり加湿器を使う機会が増えたため、結露ができやすくなった。寒いので換気を怠り、洗濯物も夏より乾きにくくなっていたので部屋干し時間が長く、部屋の湿度が高い状態が続いた。
・シーズン終わりまでクリーニングに出さないアウター類は何度か着ているので皮脂はついているだろうし、洗濯物を部屋干しして畳んだりすればホコリは舞うと思うのでカビの栄養源は十分にあった。
・以上の2点から冬の間からカビは発生していたが、春になってカビが最も好む25℃に近い日が続き、目に見えてわかるカビの大量発生につながった。
ということだと推測しました。
今の部屋に住む前にも住んでいた部屋がいくつかありますが、そんなに意識をしなくても家具にカビが生えるようなことはありませんでした。
でも、よくよく考えてみると当時は洗濯物が外干しだったり、日当たりのかなり良い家だったり、加湿器を使っていなかったりと、カビが生えにくい条件が揃っていたように思います。
カビだらけにした経験から学んだ予防策
そこで湿度を下げ、カビの栄養源を減らすために以下の対策を行いました。
寒くても換気は必ずする
換気をしなければ湿度が高くなるのは当たり前のことなのですが、寒いと暖房をつけていますし、換気をするのが面倒だと感じると思います。
ただ、洗濯物を部屋干ししている部屋は特に湿度が高いので、こまめに換気をしないと我が家のようにカビが大量発生します…
我が家は日中長い間過ごすリビングと部屋干しする部屋を分け、部屋干しする部屋は日中窓を開けておくことにしました。(外出時はもちろん閉めます。)
真冬はリビングから出ると家の中でも寒いですが、カビが生えるよりはマシです。衣服で調整しながら乗り切っています。
部屋干しをしない部屋は朝30分程度の換気をするだけでも窓の結露が減って湿度が下がっていることを実感できました。
除湿剤はケチらず、調湿効果のあるものを家中に置く
昨年から炭八という調湿剤を取り入れました。
炭八は部屋の湿度が高い時は吸湿し、湿度が低い時は放湿する効果があります。除湿だけではないので年中快適な湿度を保ってくれることに魅力を感じて購入しました。
また、調湿効果以外にも
- 消臭効果がある。臭いの原因となる粒子を吸着することで生活臭やカビ臭を抑える。
- 防カビ、防ダニ効果がある。敷布団の下に置いておくとカビやダニの繁殖を防ぐ。
- 経済的である。半永久的に使えて、買い替えが不要。電池などの消耗品も必要としない。
といったメリットがあります。
こちらを取り入れるまでは容器に水が溜まっていくタイプの除湿剤を使っていたのですが、ドラッグストアや100均で簡単に手に入り値段も手頃な反面、使用後は容器がごみになるのが嫌でした。また、中身を入れ替えて繰り返し使えるタイプも中身に溜まった水を捨ててから廃棄、取り替える手間が面倒でした。
炭八を購入する前はお値段が高く感じていましたが、半永久的に使えて、お手入れはたまに日光に当てるだけ。除湿だけでなく上記のように様々な効果があるのでコスパはとても良いと思います。
人気商品のようで、時期によっては到着まで長い期間待つ場合もあります。私は注文してから到着まで3ヶ月程待ちました…
炭八には色々なサイズがあり、我が家は大袋(12L)を4つ、3Lサイズを4つ、スマート小袋(0.4L)を5つ使っています。大袋は押し入れやクローゼット、3Lサイズはシーズン外の寝具の中、スマート小袋はクローゼットの引き出しの中など狭い隙間に配置しています。
アウター類はクローゼットの外にかける
アウターやセーターは何度か着用してから洗濯、クリーニングに出す方が多いと思いますが、1度着た服には皮脂やホコリが多くついているのでカビの栄養源となってしまいます。
クローゼット内を洗濯済みゾーンと1度以上着た服ゾーンに分けて保管する方法もありますが、狭い空間なので洗濯済みの服に皮脂やホコリがつく可能性もあります。
もしカビが発生しても被害が広がらないよう、すぐに洗濯できない服は洗濯済みと触れないよう保管するようにしました。
カビ対策をした結果
家の中がジメジメしている感覚がなくなりました。家の中がカラッとしており、かつ乾燥しすぎるということもなく年中快適です。もちろん、家具や服に目に見えるようなカビが生えることもありません。
カビが生えてしまったら
対策をしていてもカビが絶対発生しない部屋にすることは難しいと思います。そんなときはアルコールスプレーやカビ取り剤を使うと効果的です。
ミツモアさんのHPによると、古布やティッシュペーパーにアルコールを染み込ませ、カビが生えた場所を拭き取ると簡単に除菌ができるそうです。
https://meetsmore.com/services/house-cleaning/media/79520#:~:text=%E6%8B%AD%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%91%EF%BC%81&text=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%AB%E3%83%93%E9%80%80%E6%B2%BB%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AF%E3%81%A8%E3%81%A6%E3%82%82,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E5%8E%B3%E7%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
アルコールは使える素材が多く、揮発性が高いので拭き取りの手間がありません。家庭で手軽にできるカビ除去方法の一つだと思います。
我が家では業務用スーパーで売られている除菌アルコール78を普段から使っているのでカビ取りにもこちらを使用しています。
アルコールでも取れない頑固なカビにはカビトルデスPROを使います。こちらは赤いジェル状のカビ取り剤で、塗布してから2時間ほど放置して洗い流します。窓枠のようにアルコールではキレイになりにくいしつこいカビも、かなりキレイになるので最終手段としておすすめします。
まとめ
今回は過去に家の家具をカビだらけにした経験から、我が家にカビが生えてしまった原因とカビ対策を紹介しました。また、カビが生えてしまっても家庭でできる簡単なカビ取り法についても合わせて紹介しました。
カビの発生は時期の問題ではなく、温度、湿度、栄養の3条件が揃ったときなので、一年中対策をするのが大切です。私もまた家具をカビだらけにすることがないよう気をつけていきたいと思います。
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